徒然と。
 
徒然と気の向くままにやりたいなぁ…と。
 


2005年11月20日を表示

人間失格 太宰治

最近読んでいる本です。
今更?と思う方が大半かと思います。
何しろ自分自身「今更」と思っているからです。

以前から読みたいと切に願っていましたが
なかなか機会に恵まれず、立ち止まることなく通り過ぎてきました
しかしふとしたきっかけに、出逢い 手にすることになりました。
読んだ瞬間の私自身の率直な感想は

ありがちで、独特だ。 と、ただそれだけで…
始まりから、内容、そして人間の心理の細かい描写

人間失格はまさしく自分だ…そう思ってしまうほどに
気付かぬうちに、自分の心に寄り添うように入り込んできていました。

内容自体は、人間のありようやら、人の影に潜む尤も暗い部分やら…
受け入れがたいものが書かれているように私には感じるのですが
むしろそれが私に、恐怖より安心を焦りより和みを…感じさせたのです
不思議だと思う反面、納得している自分が居ます
それが何故かはわかりませんが…



11月20日(日)00:28 | トラックバック(0) | コメント(1) | 本・漫画 | 管理


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